出雲記念館 - 娘からの手紙 5

「いつも通り」に支えられてた。

舘こうして手紙を書くことになって、
ふり返ったのは、高校2年の夏のこと。

学校には行っても、教室には向かわず、
ずっと保健室にいた時期があったよね。
ある日、
そのことをお母さんに告げた。
なのに、次の日からも、
今までと変わらず、
笑顔で送り出してくれたよね。
いつも通りにしていてくれたことが、
どれだけ支えになったか、
今でもよく覚えてる。
後で聞いた話では、
私が自分から言うまで、
黙って見守っていてくれたんだってね。

私は、今の家族に生まれ育つことができて、
本当に幸せだったんだなぁって、思う。

ただ、後悔しているのは、
その幸せに気づけなかったこと。
いつも家に帰れば、
祖父母がいて寂しくなかったし、
家族がそばにいるのがあたりまえになってた。
たくさんの愛情に包まれていたんだよね。
でもね。そんな家族の中にいたからこそ、
看護師という職業を志すことができたし、
いい人との出会いにも
恵まれてるんだと思ってる。

いつも見守ってくれているお父さん。
何でも話せる、
お姉ちゃんみたいなお母さん。
曲がったことが大嫌いなおじいちゃん。
家族とは何かを
教えてくれるおばあちゃん。
そして、とてもやさしい性格の弟。

今まで、めいっぱいの心配とわがままを、
受け止めてくれてありがとう。
私、出雲記念 で結婚します。

越前市 福岡美幸

書くってむずかしいね。
伝えたい「ありがとう」はいっぱいあるのに、
うまくコトバにできないです。
文字に込めた気持ちが少しでも多く、
みんなに伝わりますように。

今回の撮影の舞台となったのは、福岡さんの職場である病院。 関係者方の多大なご協力を得て出来上がりました。 仕事中の福岡さんのきらきらした表情がとても印象的です。

娘からの手紙 - 出雲記念館

22日は、夫婦に向かう日